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September 10, 2009

パンズ・ラビリンス

最近もっぱら映画はケーブルです。
観たかった映画群の一つで、たまたまジャストタイムで縁があり鑑賞。

スペイン内戦最中、対ゲリラ戦紛争地帯の残虐無慈悲な将校と再婚した
カルメンの娘オフェーリア。
つらい日々の中、ある日、森の中の迷宮に迷い込み、自分が魔法の国の
王女であると告げられ、3つの試練に挑戦するが・・・といったお話。

魔法もの別世界といえば、ハリポタ、ナルニアなど大作がいろいろあり
ますが、これはダーク。
色のない厳しい現実の世界と、カラフルで幻想的なもう一つの世界が
絡み合って描かれる。
映像がとてもきれいで、緻密で、目を凝らす。

異形の者達の造形が、なかなかすごい。
迷宮の案内人のパンは、聖なるものか邪悪なものか判らないくらいの
いでたちだし、妖精らしきものも決して可愛くない。
ねちょねちょ蛙や、お手て怪人、人参赤ちゃん(いずれも勝手に命名)は
見ているだけでトリップするような・・・。

ラストは、なんとも物悲しく終わる。
悲しい現実と、もう一つの世界がリンクしてしまうのだ。
オフェーリアにとっては、それがしあわせなのかそうじゃないのかは
わからない。
そうだったのか、そうだったよなぁと、涙がこぼれる。
どこか違う世界に行きたいなぁ、と夢想する方にはハマルと思います。

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